健康新聞2月号は、冬の足の症状に超音波治療です。
冬の足の症状に超音波治療
寒い冬、冷えとむくみが原因でおこる足の痛みの症状が増えてきます。
血流が悪くなることによって老廃物が滞りやすくなる為です。
栄養や酸素に乏しい血液循環は、様々な問題を引き起こします。
免疫が低下して炎症を起こしやすく、痛みによって更に毛細血管を収縮させてしまいます。
皮膚に起こる寒冷湿疹、しもやけなどが起こるのはその為です。
筋肉や腱がむくみと冷えを抱えたまま使い過ぎると、腱鞘炎になってしまいます。
歩き過ぎれば膝関節炎を起こして関節水腫が起きることもあります。
スポーツ選手や女性労働者に起こりやすいのが軟骨の炎症、骨端炎です。
足の骨の突出している部位や、長管骨と言われる長い骨の端に起こりやすいのが骨端炎です。
寒いところで働いていたり、寒い時期の縄跳び、マラソン練習などで起こります。
いずれにしても、なかなか治らなく長引くことが多い症状です。
近年、超音波治療が注目されており、オリンピック選手やサッカー選手、野球選手も治療を受けている様です。
超音波で患部を刺激すると、冷えと痛みで収縮している毛細血管を刺激して、血流を改善することができます。
この作用は、鍼灸のお灸の効果に似ています。
お灸はとても有効な治療手段でありますが、機械によって連続的に超音波を発生させ、また火傷などの副作用がなく血行促進ができるのが超音波治療の利点です。
長引く痛みに超音波治療。
早めのご相談をお勧めします。