ねんざ・肉ばなれ
捻挫と肉離れとは
はじめに、皆さんが日常生活でよく聞く「捻挫」と「肉離れ」について説明します。捻挫とは、足首や膝などの関節を痛めた場合に起こるもので、靭帯が伸びたり断裂したりすることによって引き起こされます。一方、肉離れは、筋肉の断裂または損傷を意味し、運動中に突然強い痛みを感じたり、運動能力が制限されたりします。
捻挫と肉離れの原因は?
捻挫(ねんざ)とは、日々の生活上での行いはもちろん、スポーツや転倒などによって手首や足首、そして手足の指などをひねり、関節部分が傷つくことで起こる外傷の一種です。そして肉ばなれとは、日常生活やスポーツにおいて、筋肉を使っての収縮を必要とするときに、筋肉の繊維がうまく対応できないことで筋肉が断裂し起こる外傷の一種です。
捻挫と肉離れを放置することで起こり得る後遺症
捻挫と肉離れは、非常に強い痛みを伴うだけではなく、放置してしまうと後遺症が残る確率が高まります。 後遺症の例としては、どちらも治りが悪く、ねんざは繰り返す癖になりやすい外傷です。肉離れは、シコリが残ってしまうことで筋肉繊維が固くなり、やはり再発因子となってしまいます。
一般的な応急処置
これらの外傷に遭遇した場合、最初に行うべき応急処置にはRICE法があります。RICE法とは、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の4つの手順を組み合わせたものです。まずは、怪我をした部位を安静にし、動かさないようにします。次に、氷を当てて炎症を抑えます。また、圧迫することで腫れを抑え、挙上することで血流を改善します。これらの手順を行うことで、炎症や腫れを抑え、早期回復につながると言われています。
東金整骨院の捻挫と肉離れに対する施術
当院では、軽微な外傷に対しても、慎重な対応をすることをおすすめしています。軽微な外傷でも、適切な治療を行わないと、後遺症が残ることがあります。そのため、捻挫や肉離れなどの外傷に遭遇した場合には、早めに受診をして頂き、早期回復をサポートしています。私達整骨院の先生は、育成時期にベテランの先輩や院長先生に研修を通して徹底的に技術を教わります。ベテランの先生方が持ち得る技術は、病院医療とは別に、日本で古くから研究され続けてきたものなので、教わる側も確かな技術が身に付きます。そうした技術を元に資格を取得し、資格習得後も研修を積み、更には患者様の様々な症例に触れることで勉強と経験を積み重ねていきます。担当することになった患者様はもちろん、他の先生方が担当している患者様についても症例検討として相談しつつされつつ、様々な症例に合致した治療法を行えるように日々努めます。そうした背景の中、東金整骨院が大切にしている考えのひとつに、「骨格や軟部組織は密でなければならない」というものがあります。関節は引っ張ってはならない。そして損傷した場合における軟部組織の損傷部は、寄せて合わせなければなりません。そうすることで、二次被害を防ぐと共に本来人間の体が持つ適切な生理作用が働き、治りを早くします。寄せて、固定し、その後の施術もしっかりと行う、それが整復の技術です。東金整骨院では、その為の具体的な処置を患者様に合わせた施術で行います。できるだけ早く回復するように処置を行いますので、ねんざや肉ばなれの際は放置せず早期にご相談ください。
それぞれのスタイルに合わせて
さらに、当院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療を行っています。試合に出られない状態、仕事ができない状態、庭仕事が進まない、趣味が留まっているなど、様々な方のお悩みは尽きません。すべてが叶うことではないにしても、出来る限り、外傷の程度や痛みの強さ、患者さんの年齢や生活スタイルなどを考慮し、最適な治療法を提供しています。また、治療だけでなく、予防にも力を入れています。運動前のストレッチや、姿勢の改善など、日常生活で行うことができる予防方法もご提案しています。
是非ご相談ください
最後に、皆さんには、外傷に遭遇した際には、冷静に対処することが大切だと伝えたいと思います。焦って動いてしまうと、状態が悪化する可能性があります。また、自己判断で治療を行うことも避けてください。適切な診断と治療を受けることで、早期回復につながります。当院では、捻挫や肉離れなどの外傷に対する治療はもちろん、腰痛や肩こりなどの症状にも対応しています。リハビリテーションや、鍼灸、整体、カイロプラクティックなど、患者さんの状態に合わせた最適な治療法を提供しています。皆さんも、健康な体を維持するために、適度な運動やストレッチ、姿勢の改善など、日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。当院では、健康な体づくりのためのアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。